殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。いのちはかけがえがない。

 

ロシアのウクライナへの

 

“軍事侵略”が始まって

 

今日で2週間が経ちます。

 

 

 

報道によると、

 

ウクライナ市民に

 

避難の機会すら与えない

 

ロシア軍の非人道的な

 

無差別攻撃が

 

今も民間人を虐殺し

 

続けているといいます。

 

 

 

 

いかなる理由があろうとも、

 

暴力をもって

 

物事を推し進めることなど

 

断じて許されるものではありません。

 

 

 

 

みんな同じ世界の中で

 

一緒に生きてあるのに

 

どうして人間はその事実に

 

頭を下げることができないのか。

 

憂慮に堪えません。

 

 

 

未来は、

「今、我々が何を為すか」

かかっている。

(『マハトマ・ガンジー』)

 

 

 

いま、私たちはこの戦争悲劇を前に

 

自分が出来ること、すべきことを、

 

考えなければならないのだと思います。

 

 

     

 

そして、一人の人間として

 

自分はこの世界の中で、

 

世界の人びとと

 

どう関わり生きてゆきたいのかを

 

自らの命に問わなければなりません。 

 

   

 

いのちを

たいせつにする

人間となろう

 

たったひとつの

とおといいのち 

ほとけさまは

いのちのあらわれ

 

草も木も 鳥も魚も

みんないのちを

たいせつにしていきている

 

きびしい しぜんのなかに

いきぬくいのち

ちからづよいいのち

ふしぎないのち

 

このいのちのとおとさを

ほとけさまが

おしえてくださる

 

いのちを

たいせつにする

人間となろう

 

(『ほとけさまのおしえ』)

 

  

 

決して核の脅しに屈せず、

 

国際社会と結束し

 

速やかな侵略行動の停止を

 

訴えます。

 

 

 

平和を望む人びとに

 

一日も早く

 

命の尊厳と安心した暮らしが

 

取り戻されるよう、

 

平和的対話による終わりへの

 

声をあげ続けてゆきたいと思います。

 

 

合掌

即応寺住職

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「南御堂新聞」

2016年8月号

原作:藤井真隆(即応寺住職)

絵 :今西プロ